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2011.04.16 (Sat)

岸波先生からの現地リポート


お祈り感謝いたします。感謝と報告を入れたら、長い文となりました。
こちらは、やはり、まだまだ戦闘状態です。しかし、守られています。不思議な神様の働きに、驚きと喜びを感じています。たくさんの人々から荷物を持って「あなたの教会に届けたいです」と連絡が来ます。するとその中に、ほしいと思っていた物資が、見事に入っています。ある時は、5ー6トン位貯まった荷物の山が、3日くらいで配布され、物資が足りなくなって来ます。それで、トラックで仙台の紫山(むらさきやま)まで取りに行くと、同じ時に電話が来ます。「先生、2トントラックとワゴン車で来ています。物資、届けたいんですが、良いでしょうか。」「良いですよ。今、欲しい所です」そう告げた物資の中身は、なんと、今被災地からのリクエストされていた物資そのものが揃っているのです。「何だこれは----」と驚いていると、続いて又物資が届いてくるのです、感動です。

それから、この頃の奉仕は、物資を届けるだけではなく、掃除や片付けをする事もしています。その中で、神様の奇跡的な取り扱いにビックリしました。それは、教会に来る人が起こされた事です。このような事は、皆様のお祈りの働き以外に理解できません、本当にありがとうございました。それは、ある人に、教会から物資が届けられ、教会の思いを伝えられても、半信半疑の気持ちでいたようでした。本当に神様の無償の愛を証ししても、まだ信じられないようでした。それで、被災されたその方のお宅を掃除するために、一緒に車に同乗していた時でした「あのう、掃除に来て頂いても、お昼だってだせないんですよ---」そこで「勿論、私達は全部、自分達で持って行きますから一切心配をしないで下さい」と説明しました。私達が、何の駆け引きもなく、神様にあってのみ支援したいと言う事を話していた時、突然「神様だ---。これをしてくれるのは、神様なんだ。本当に神様はいるんですね」と叫んでくれました。私達がビックリしていると、何回も何回も、「本当に神様なんですね。そうでなければ、こんなことをしてくれるはずがない。神さま感謝します」と、オーバーな冗談を言っているように見えました。夜には、旦那様が、奥さんの話が上手すぎるので、電話をよこして何度も確認してきました。私は「本当に、信仰の人々が神様から示されて、皆さんを助けたいと祈り、そうしているだけなんです。」と話しました。「分かりました」と、そう言うしかないようでした。

翌日、冠水した先程の方の家と、別の方の家に行きました。その家は、一階が破壊されていました。12名でその家の泥上げをしました。分厚い泥をスコップで上げて、瓦礫や家財道具を全部出しました。12名で片付けると、そのご夫婦が、帰りに無言で深々と頭を下げて下さいました。声にならない感謝と、悲しみと、安堵を感じました。後に、別の人に語った話がありました。「実は、家の中の瓦礫と泥と、家具の山を片付けたなら、中から死体が出てくるのではないかと思えて、とても怖くて怖くて、あの瓦礫だらけの台所は片付けられなかった。」と話したそうです。私は、「凄い泥と家具や冷蔵庫だ、椅子やテーブルも動かして、とても重いものだ----。」と言いながら数人で、その瓦礫を運び出しました。勿論、死体は出てきません、主の喜ぶ顔を描いて作業が終わりました。喜びが溢れて来ました。

次に、あの「神様---」と叫んだ人の家に行きました。そこは、サマリタンパースの人々と、塩釜から来た人々が奉仕していました。驚くほどきれいになりました。夕方、あの旦那さんが、感謝のあまり、涙を流してお礼を言ったそうです。そして私は、あの奥さまに、今度の日曜日の教会に誘ったなら、喜んで来ることを約束してくださり、鳴子の親戚の温泉に、全員で行くことになりました。私は、教会に来たら歓迎の賛美をしようと、三塚さんと相談していると、今日、ゴスペル歌手の上原玲子さんが、東北を訪れていて、今度、栗原教会に来ることになりました。シンガポール皆さんの賛美と、上原玲子さんの賛美で迎えることができます。また、奇跡が起きてしまいました。ただ、感謝致します。良い証ができるようにお祈り願います。また、報告をいたします。いつも「主の山には備えがあり---」ですね。栄光在主。岸浪市夫、お祈り感謝致します。是非、続けてお祈り下さい。

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