第4章 クリスチャンの歩み
神様はその後、だれでもイエス様に心を向け、イエス様が自分のために罪の身代わりとなって十字架に架かってくださったことを心で受け止め、罪の代価を支払ってくれたことを信じて感謝する人の罪は許され、神様がもう一度私たちを神様の前で正しい者として受け入れてくださる、と約束されました。 人間の行いや努力ではなく、イエス様の一方的な行いにより、神様との関係が回復することを聖書は「恵み」と呼びます。
その罪の状態から救われて新たな命に生まれ変わる過程を、聖書は「救い」と呼びます。 また、別の表現で「神の子供とされる」とも書かれています。 それは、私たちを創ってくださった創造主が、愛情をもって私たちをその子供のように扱い、守り、導き、備えてくださることを表しています。神様との関係が回復することによって、そのような素晴らしい関係を創造主である神様と持てるということは、素晴らしいことです。
一度イエス様によって救われた人は、続けてこの世界の創造主を認めた生き方を選び、神様の恵みと聖書の言葉の権威を認めて生きることができます。 そして、神様によって救われたほかのクリスチャン(イエス様を救い主と信じている人たちの称号)と共に時間を過ごし、 正しい世界観を聖書から学び、 神様の恵みをいただいて新しい目的を見出し、 神様とその隣人を愛することによって、 イエス様の救いを知らない人がイエス様の与える救いを発見できるように用いてもらうことを喜びとするようになるのです。