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『 恵みと信仰と律法 』

The Book of 1 Corinthians 9:19-23

第一コリント人への手紙 9章19節~23節
9:19 私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。
9:20 ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。それはユダヤ人を獲得するためです。律法の下にある人々には、私自身は律法の下にはいませんが、律法の下にある者のようになりました。それは律法の下にある人々を獲得するためです。
9:21 律法を持たない人々に対しては、――私は神の律法の外にある者ではなく、キリストの律法を守る者ですが、――律法を持たない者のようになりました。それは律法を持たない人々を獲得するためです。
9:22 弱い人々には、弱い者になりました。弱い人々を獲得するためです。すべての人に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。
9:23 私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。
御言葉の解釈
9:19 「より多くの人を獲得するため」=より多くの人が福音を受け入れるため。
考えてみよう
聖書によると、私たちは律法の支配下にいません。しかしながら、律法が私たちの生活をコントロールしていないと言われると、それでは道徳基準がなくなってしまうのでは、と懸念する人もいるかもしれません。

今日の聖書箇所でパウロが教えていることは、「モーセの律法に支配されなくなった」ということであって、私たちの「道徳基準がなくなった」ということではありません。かえって、恵みによって救われた人たちは、「キリストの律法」という新しい基準に従って生きることを望まれているのです。

パウロが21節で語った「キリストの律法」とは、モーセの戒律とは異なる、キリストの教えと聖書の世界観にあった決まりごとのことです。それは、神に対する愛と、それから溢れる隣人に対する愛です。

パウロは、様々な人たちに福音の素晴らしさを効果的に伝えるために、彼らの考え方に合わせた行動をとりました。モーセの律法に「豚肉を食べてはいけない」とあるので、パウロは律法を重んじるユダヤ人と共に時間を過ごすときには、自分はキリストにあって豚肉を食べる自由があるにも関わらず、ユダヤ人の信念に配慮して豚肉を食べないという、愛ある行動をとりました。そして、モーセの律法に縛られない人たちと接するときには、同様の理由で豚肉を感謝しながら食べていました。

パウロが自由にとった行動は、モーセの律法に反していたとしても、キリストの律法には反していませんでした。キリストの律法に従って歩む人は、キリストのゆえに完全に律法から自由が与えられていても、愛のゆえにその自由を放棄し、神の御心が隣人の心の中で行なわれるように気遣い、行動することができるのです。

クリスチャン一人ひとりが福音の恵みを体験することに満足するだけではなく、一人でも多くの人と共にその恵みを体験できるようにと考えながら生活することが、キリストを知っている者に最も相応しい生き方と言えるのではないでしょうか?
  1. 注1) 聖書本文は新改訳聖書[(c)新日本聖書刊行会]を使用しています。
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